医学部に学士編入した臨床心理士のブログ

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医学部学士編入→KALSに行こう

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医学部学士編入といえばKALS。

学士編入については、河合塾の学士編入試験情報サイトを確認するのが最初の一歩だと思います。また学士編入まとめサイトもある程度は参考になるが、ここは見過ぎると不安になるだけなので、ある程度距離をとった関わり方が重要かと思います(私は、学士編入を考えた最初の時期に情報を漁っていて、その時期に触れただけ)。

 

下はKALSのURL。

https://www.kals.jp/medical-trn/

 

河合塾学士編入、通称KALSは、医学部学士編入を考える受験生にとってはほぼ必須といってよい受験予備校で、学士編入受験生の9割、そして合格者の9割がKALS生といわれています(私調べ)。KALSじゃない1割はというと、元々理系の旧帝大レベルの高学歴だったり、海外の有名大学を卒業していたりする、超高学歴が主だと思われます。

 

KALSの無料説明会で直面した驚愕のデータ!!

さて、KALSでは定期的に各地方で学士編入受験についての話がきける説明会を催していました(無料!!)。KALSは講座料金がめちゃ高額なので、躊躇する人も多いはず。そのため、この無料説明会は、行けるのであれば行くとよいかと。私も初めはここから入りました。

 

しかし、説明会では衝撃の事実に直面させられました!!KALS説明会では合格者の分布など様々な学士編入関連情報を紹介されたのだが、まず、元の学歴で理系が7~8割近く。これはまあ良い。次に、合格者の9割が通学生(KALSは新宿や名古屋などの塾に通うほか、映像配信によるネット講座型がある)。これは大きかった。私はKALSの通学が不可能であったため、ネット講座で行こうと考えていた。しかし、通信型で合格した文系は1割以下ということになる。

 

KALSの通信と通学のメリット・デメリット

結果的に、私はその1割以下の合格者になったわけですが。ここで通信と通学のメリット、デメリットを考えたい。

通信のメリットは、自分のペースで勉強できる、動画なので逆戻し、一時停止、繰り返しなど自由自在。周りの動向に影響されない。

デメリットは、受験関連の情報不足になりがち、自分の意志に左右される、質問しにくい。

通学のメリット、デメリットはこの反対でしょう。

 

私の場合、周りの動向に影響されない点は重要でした。決死の覚悟で元の仕事を辞め、実家に帰って受験勉強に専念したため、モチベーションは120点。もともとは意志薄弱の怠け癖ありの自分にも他人にも甘い人間でしたが、この時ばかりは鬼となりました。しかし、その反動として、他の受験生は全員敵という認識だったため、他の受験生が見えない環境は非常に重要なメリットでした。ただし、勉強方法などは相談しにくいため、講義中の井出先生の話や、模擬試験の成績の推移などから自己客観視と試行錯誤が必須となります。

 

ただ、合格後の通学KALS生から聞いたエピソードなどを鑑みても、やはり自分には通信型が適していたと考えます。みんなと協力して情報交換しつつ頑張りたい、という人はぜひ通学型をオススメします。自宅から通えない場合は、予備校近くにアパートを借りる方もいるそうです。

 

次回予告

次回は、私の学士編入を決心した経緯、実際の受験勉強スケジュールや試験会場で初めて見たほかの受験生の姿、合格後に聞いた通学生のエピソードなどを紹介していきたいと考えています。

 

また、臨床心理士が知っておくべき身体疾患として、症状性精神障害について、医師国家試験レベルでのキーワードまとめなどもしてみたいと考えています。

不定期更新ですが、今後ともよろしくお願いいたします。